一般財団法人 東京都高等学校野球連盟

甲子園の活躍
國學院大學久我山高等学校
第101回全国高等学校野球選手権大会 西東京代表校 國學院大學久我山高等学校ホームページへ
國學院大學久我山高等学校 校長 國清 英明
國學院大學久我山高等学校 校長 國清 英明
今年の西東京大会が始まろうとしていた時、本校の監督から次のような話を聞きました。様々なデータを整理されているある学校の監督さんが、「冷夏の久我山は、侮れない」と仰ってましたと。そのデータ通りと云う訳ではないのでしょうが、実に28年振りに夏の甲子園の土を踏むことが出来ました。西東京大会から甲子園球場での第2回戦まで、多くの方々からご指導、ご声援を頂いたこと、誠にありがたく感謝申し上げます。
 振り返りますと、西東京大会の初戦は、2- 0と厳しいスタートでした。しかし、過去2回の夏の甲子園に出場した時と重なるように、厳しい戦いに勝つたびにチーム力が向上していった実感があります。このあたりが、野球に限らず高校スポーツ(成長過程の生徒の伸びる可能性)の醍醐味なのでしょう。その勢いが、甲子園での初の初戦突破に繋がったのであろうと思います。
 また、選手諸君のプレー以外に、西東京大会から甲子園での戦いを通して感銘を受けたのは、在校生のみならず多くのOBOG及びその保護者の皆様の熱い応援です。今回の夏の甲子園出場は、野球部にとって念願の1勝を挙げただけにととまらず、久我山を愛する方々の絆を強めるためのまたとない機会となりました。野球部諸君からの、卒業生も含めた学園全体に対する贈り物であったと思います。
 今後ともご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
  • 1回戦のスコア
  • 2回戦のスコア

部長 樋口 晃
 第101回全国高等学校野球選手権大会出場に際しましては、多くの皆様よりいただいたご声援ご支援を追い風に、春夏通じて、甲子園での悲願の1勝をあげ、校歌を高らかに歌うことができました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。
 選手たちは、西東京大会の激戦を何とか勝ち抜く中で、また甲子園に駒を進めてからの様々な経験の中で、目標に向かってチーム一丸となって戦い抜く素晴らしさを実感し、1試合毎に成長できたと確信しております。
 また今後の人生に掛け替えのない「宝物」を甲子園から持ち帰ることができました。
 様々な側面からご指導ご鞭撻をいただきました東京都高野連の皆様、関係各位の皆様に改めて深く感謝申し上げます。


監督 尾崎 直輝
 西東京大会におきましては、諸先輩方の胸を借り、精一杯の野球をすることで、本校野球部としても、また一指導者としても「成長」を実感できる貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。
 お陰様で28年ぶりに夏の甲子園に駒を進めることができ、またとりわけ、西東京大会の勢いそのままに、前橋育英高校に勝たせていただくことで、悲願の甲子園での1勝をあげることができました。
 今後、更に良いチームを作ることが、ここまで自分を育てていただいた諸先輩方への恩返しと信じ、一層精進してまいります。今後とも、今まで以上に厳しいご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

■写真提供:國學院大學久我山高等学校