一般財団法人 東京都高等学校野球連盟

甲子園の活躍
創価高等学校
第89回全国高等学校野球選手権大会 西東京代表校 創価高等学校ホームページへ
創価高等学校 校長 江連守
2007年の夏、12年ぶり5度目の甲子園出場を達成することができました。声をかぎりに声援してくださった方々に厚く御礼を申し上げます。さて、片桐哲郎教諭を監督に迎えて8年。悲願は一朝一夕に達成できるものではありませんでした。辛酸を何度もなめながら、その度に負けじ魂を燃やし、熟慮し、目標に向かって決然と立ちあがる勇気を持たなければなりませんでした。今回の甲子園出場の背景には、創立者池田大作先生に対する感謝と誓い、片桐監督の機に応じた適切な判断、久保泰郎前部長・中里敬一部長・佐野正勝副部長の綿密な連携、主将中安祥君を中心にした選手の強き執念と団結、バッテリーを組んだ勘米良駿君らと小松哲也君の賢明な配球と対応、選手全員の桜梅桃李の輝きなど、勝利への要素が見事に連関して強き団結が生まれたことを痛感するのであります。 最終的には、甲子園出場の経験を契機として、すべての生徒が「人生の甲子園」で、強く、賢く、朗らかに、勝利の人生を築いていけるよう祈ってまいります。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
硬式野球部・部長 中里敬一
誉れの夏を過ごすことができました。
1983年(昭和58年)の甲子園初出場から夏5度目の出場。
西東京の代表としての誇りを胸に初戦を突破し、甲子園の大舞台で校歌を歌える幸せを強く感じました。
選手一人一人が地に足をつけ、強豪愛工大名電を相手に、堂々と戦ったその戦いぶりを見て、日々の鍛錬がどれほど大事であるかを痛感いたしました。「全員野球」を掲げ、目標は「甲子園」、目的は「野球を通しての人格形成」と決め、学園で信頼される一人一人になろうと勉学にも挑戦してまいりました。ここまで頑張ってやり抜いた部員一人一人に心から拍手を送り讃えたいと思います。
大会9日目、大垣日大戦3-5で敗れはしましたが、0-5で迎えた8回裏には見事3点を返し、学園伝統の「負けじ魂」をいかんなく発揮できたと思います。地響きのようなアルプス席の大応援に後押しされ、チーム一丸となって戦うことができました。これまで応援をしてくださった数多くの皆様に心より御礼を申し上げます。さらに練習に精進してまいります。
今後とも温かい応援を何卒よろしくお願いいたします。
1回戦のスコア2回戦のスコア
硬式野球部・監督 片桐哲郎
 この度、皆様方の温かい真心のご声援により、甲子園出場を果たすことができました。本当にありがとうございました。甲子園では、名門愛工大名電高校と対戦、3対1で勝利し校歌を歌うことができました。2回戦では、選抜準優勝校の大垣日大高校に3対5と惜敗しましたが、選手達の粘り強い戦いに胸が熱くなりました。新チーム結成当初より、決して力のあるチームではないと思っていましたが、選手達は努力に努力を重ね、「Indomitable spirit!」を胸に、戦い抜いてくれました。そして「努力は嘘をつかない」ということを後に続く後輩に示してくれたことが何よりも嬉しく思います。  これからも、この夏の戦いを糧に更に精進を重ね、戦ってまいる所存です。ご声援下さいました関係者の皆様、本当にありがとうございました。
■写真提供:創価高等学校