一般財団法人 東京都高等学校野球連盟

甲子園の活躍
日本大学鶴ヶ丘高等学校
第90回全国高等学校野球選手権記念大会 西東京代表校 日本大学鶴ヶ丘高等学校ホームページへ
日本大学鶴ヶ丘高等学校 校長 川瀧 幸二
 全国高等学校野球選手権大会へは、本校として18年ぶり2回目の出場となりました。
今回の出場に際しまして、大変多くの方々からご支援や激励をいただきました。
 西東京大会決勝から甲子園大会の初戦まで、僅か1週間しかなく、時間だけが慌ただしく過ぎ、準備も万全とはいえない状態でした。しかし、試合当日には私共が考えていた以上に、多くの方々が甲子園まで応援に駆けつけて下さり、感謝の気持ちで一杯であります。試合は、残念ながら皆様方のご期待に添えず、初戦突破は出来ませんでした。それでも、選手諸君と応援の生徒達は勝利を目指して一致団結し、精一杯頑張ってくれたことはご承知のとおりであります。
 今回の甲子園での熱き戦いは、生徒たちにとってかけがえのない思い出となり、人生における貴重な体験と感激を与えてくれたことは間違いありません。野球部の諸君も、また、次に向かって更に頑張ってくれることと思います。
 皆様方には、この場をお借りしましてお礼申し上げますとともに、これからもご支援ご鞭撻の程をよろしくお願い申し上げます。
責任教師 多勢 宗一郎
 この度、第90回全国高等学校野球選手権記念大会出場に際しましては、皆様から多大なご支援並びに温かいご声援をいただき誠にありがとうございました。おかげさまで、18年ぶりの甲子園出場を果たすことができました。選手たちは夢にまで見た甲子園で精一杯プレーすることができたと思います。心から感謝申し上げます。
 力およばず、初戦で鹿児島実業に敗退し、皆様の期待を裏切る結果となってしまいましたが、甲子園は選手たちを大きく成長させてくれる素晴らしい場所でした。このように素晴らしい機会を与えてくださいました高野連と関係者の皆様に改めて厚く感謝申し上げます。
  選手・指導者共にこの経験を生かし、尚一層のチーム力向上に努め、再度の甲子園出場を目指して努力してまいりますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
1回戦のスコア
監督 萩生田 博美
 1本の本塁打がチームを勢いづけました。西東京都大会準々決勝、2点ビハインドで迎えた8回裏、3番・4番の連続本塁打をきっかけに2点勝ち越し。勝ち上がるにつれ、試合終盤の集中力が高まり「ひょっとしたら…(優勝)」、7月26日、18年ぶり2度目の甲子園の切符を手に入れました。主力の選手はもちろんですが、3年生控え選手の日々の陰の努力が積み重なった結果だと選手たちに感謝しております。
 優勝決定直後、神宮球場にて異例の抽選会が行われ、大会2日目第1試合、相手は鹿児島実業に決定しました。チームの調子を西東京大会終盤に合わせていただけに願わくは、甲子園の初戦までもう少し時間がほしい…、慌ただしい準備の中、甲子園に向かいました。記念大会とオリンピック日程の都合上、甲子園練習はなく、甲子園見学というボールを使用せず15分間グランドに立てるという内容であり、選手はそれぞれにボールをイメージし、実践的なプレーを想定して汗を流しました。試合当日、日曜日ということもあり、たくさんの方々が応援に駆けつけて下さいました。エース山地の本来のボールのキレが戻らず、西東京大会でチームを牽引してきた打線も、相手エースに6安打1得点と完敗。投手力にやや不安はあったものの打力で勝ち上がったチームが甲子園でどれだけ戦えるか…、やはり全国で戦うには強靭なバッテリーが必要であると、わかっていたつもりでありましたが、再度痛感しました。
 最後に西東京都大会から甲子園大会まで、大会運営に携われた役員、審判員、関係者の皆様方、球場へ応援に駆けつけて下さいました皆様に、野球部一同感謝申し上げます。
■写真提供:日本大学鶴ヶ丘高等学校