一般財団法人 東京都高等学校野球連盟

甲子園の活躍
関東第一高等学校
第91回全国高等学校野球選手権大会 西東京代表校 日本大学第三高等学校ホームページへ
日本大学第三高等学校 校長 掘内 正
日本大学第三高等学校 校長 掘内 正
 「練習は嘘をつかない」小倉監督のこの言葉を信じ、部員全員が心を一つにして憧れの甲子園を目指して西東京大会を突き進みました。
 特に今年は、三高創立80周年を迎える年、この年に「甲子園出場」という栄誉を勝ち取りたいと吉田主将を中心にして、夜の素振りの回数を増やしたり、早朝練習を行ってきました。4年振り13回目の甲子園出場という最高の栄誉はそんな部員のたゆまぬ努力の中から培われてきました。
 甲子園のアルプス・スタンドの応援席では、選手一人一人の全力プレーに一喜一憂、思わず我を忘れ応援に引き込まれてしまう魔力のある素晴らしい場所でした。
 惜しくも2回戦敗退という結果に終わってしまいましたが、選手一人一人が甲子園という舞台を経験したことによって心身共に一回り大きく立派になって帰って来てくれたことに限りない喜びを感じています。
 最後になりましたが、応援して下さいました大勢の皆様に心より感謝申し上げます。
  • 1回戦のスコア
  • 2回戦のスコア

硬式野球部 責任教師 白井 洋
 創立80周年に当たる今年、4年振り13回目の”甲子園出場”という素晴らしい栄光を勝ち取ることが出来ました。これも偏に「今年こそ優勝」という周囲の期待と、「自分たちの野球を全国の人に見てもらいたい」との思いを胸に、吉田主将以下65名、一丸となっての日々の弛まぬ努力した成果でありました。又、その部員達を応援下さいました多くの方々、並びに都高野連の諸先生はじめ西東京大会の運営に携わって下さった皆様方のご尽力あったればこそと感謝致しております。
 強豪校ひしめく甲子園では、一戦勝つにも大変な苦労をしました。初戦の徳島北高校戦は相手ピッチャーの丁寧な投球に、気持ちばかりが空回りをして持ち前の打撃が出来ませんでした。辛くも勝てて、内心ほっとしました。第2戦の東北高校戦も思うような打撃が出来ませんでしたが、手に汗するような1点の攻防に、高校野球の魅力を感じました。残念ながら第2戦の壁は越えられませんでしたが、甲子園で過ごした2週間で、選手一人一人の大きな成長を感じました。甲子園出場は部員達に「自信と誇り」という大きな財産を与えてくれました。このような機会を与えられ感謝しております。
 今後も日々の鍛錬に努めて前進して参ります。皆様の暖かい応援をいただけますようお願いいたします。

硬式野球部 監督 小倉 全由
 「西東京大会準決勝… うちにとってのこれが壁なのか」今年もだめかと弱気になっていた私を救ってくれたのは選手達でした。硬く重い雰囲気からの“逆転勝利”。甲子園が遠く「出たい! 出なければ…」という監督の思いが「硬く重い」この雰囲気の原因だったのです。
 決勝戦は【失敗してもいい。明るくプレーしょう」を合い言葉に、力を出し切り、4年振りの“西東京大会優勝=甲子園出場”を成し遂げてくれました。甲子園では優勝を目標に、選手達は頑張ってくれましたが、2回戦敗退という結果に終わってしまいました。
 しかし、西東京大会そして甲子園が、選手達を大きく成長させてくれました。
 監督としてこれからも『純』な高校生と熱い野球をやっていきたいと思っています。選手大会でのご声援、誠にありがとうございました。これからもご指導の程よろしくお願い申し上げます。

■写真提供:日本大学第三高等学校