二松學舍大学附属高等学校 校長 松葉幸男
第96回全国高等学校野球選手権大会の出場に際しましては、二松學舍の関係者のみならず、多くの皆様から熱いご声援ご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
今大会の地方予選におきましては、東東京大会決勝の翌日の新聞社会面に「11度目の正直 粘った二松學舍悲願の夏切符」の見出しが大きく出ることになりました。昭和46年に東京大会決勝に進出して以来43年11回目の決勝でようやく勝つことができました。私ども二松學舍関係者にとりましては、まさにあの見出しのとおりの悲願達成ということでございます。これまでの敗戦の積み重ねは、大きな重圧となって二松學舍関係者、特に野球部関係者にのしかかっておりました。これらの重圧をはねのけて優勝した野球部監督、部長、部員の努力に敬意を表したいと思いますが、竹原主将が勝利後に語ってくれた言葉「自分たちを支えてくださったすべての方々に感謝したい」の思いに校長としてさらに感激させられました。
甲子園大会では、皆様すでにご承知のことと存じますが、2回戦で長崎海星高等学校と対戦し、7対5で勝利することができ、3回戦沖縄尚学高等学校には5対6で惜敗いたしました。初出場で初戦を突破し校歌を聞くことができましたことは、感動の一語に尽きる思いでございました。
このような貴重な体験をさせていただきました東京都高等学校野球連盟の皆様方をはじめ、関係各位に対しまして厚く御礼申し上げるとともに一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。