責任教師 佐々木 慎一
第85回記念選抜高等学校野球大会出場に際し、多くの皆様から応援いただき、ありがとうございました。レベルの高い東京の代表ということで、恥ずかしい試合ができないという責任感を強く感じましたが、その反面、東京の大会を決勝まで勝ち抜いたことがチームの勇気にもなりました。また、応援委員会・吹奏楽部を中心とした全国屈指の大応援団ともに、一体となって大舞台で戦うことができ、普段通りの戦いができたと思います。
新チーム発足当初から主力選手の怪我が相次ぎましたが、逆にそのことがメンバー外の選手を含めて全員の力を結集するチーム力の強化に結びついたような気がします。甲子園では全員が万全の体調で戦うことができ、残念ながら力及ばず1勝だけに終わりましたが、2試合を通じ貴重な体験を積むことができました。
これからも東京のチームと切磋琢磨して全国制覇を目指していきたいと思います。今後もご指導、ご鞭撻をお願いいたします。
監督 和泉 実
「結果で示す」この合言葉を胸に新チームがスタートしました。合言葉を実践しようと猛練習した代償が主力選手の怪我による戦線離脱でした。予選から厳しい戦いになりましたが、時間と共に選手の怪我も癒え準々決勝を迎えるに頃には戦力も調い、東京大会準優勝することができました。選抜選考には微妙な立場でしたので、選出された時の生徒たちの喜ぶ姿は胸が熱くなりました。
4年ぶりの選抜甲子園、初戦は古豪龍谷大平安戦。長い歴史を持つ両校の意地がぶつかり合う中プレーボール。6回まで相手投手にノーヒットに押さえ込まれ最悪のシナリオの空気が漂いはじめた7回ワンチャンスから逆転勝利することができました。次の相手は秋の覇者仙台育英戦。平安戦とは逆のゲーム展開になり1点を守りきる戦いになりましたが、8回に逆転されそのまま敗戦。悔しい結果となりました。
夏に向けてこの貴重な経験を「結果で示す」最終章の糧にしたいと思います。応援して下さいました関係各位に感謝申し上げます。有り難うございました。