二松學舍大学附属高等学校 校長 松葉 幸男
第87回選抜高等学校野球大会の出場に際しましては、二松學舍関係者のみならず、多くの皆様からの熱いご声援とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
今大会の選抜資料となります東京都秋季大会におきましては、決勝で東海大菅生高校に2対3で惜敗してしまい、関東大会五位のチームと一つの枠を争うことになりました。1月23日の選考会議の結果、光栄にも本校が選ばれました。熱く御礼申し上げます。
甲子園大会では、皆様既にご承知のことと存じますが、1回戦で21世紀枠でせんばつされました愛媛県の松山東高校と対戦することになりました。同校は82年ぶりの出場を果たし、その盛り上がりは全国版でも取り上げられるほどでした。私個人としては、進学実績の高い学校の生徒が持つここぞという時の集中力が発揮されると厳しい戦いを強いられるという予想でした。試合結果は、予想通りの展開となり、安打数で勝り、奪三振数は16を数えたにもかかわらず一度も勝ち越すことなく4対5で惜敗しました。しかし、野球部員や応援団の生徒たちは、相手の応援体制の強大さに対して怯むことなくグランドとスタンドが一体となって本気で戦うという得難い経験ができました。
このような貴重な体験をさせていただきました東京都高等学校野球連盟の皆様方をはじめ関係各位に対しましては厚く御礼申し上げるとともに一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。