監督 永田 昌弘
2020年3月、新型コロナウイルスの影響で出場が決まっていた第92回選抜高等学校野球大会が中止になりました。そして6月には第102回全国高等学校野球選手権大会も合わせて中止となり、高校球児が目標にする甲子園大会が全て無くなり、3年生にとってはとても不運な年となりました。そんな中、日本高等学校野球連盟から交流試合開催の発表があり、他のスポーツ大会が全て中止になる中、甲子園球場で試合ができる喜びと、感謝を胸に秘め精一杯戦いました。結果は磐城高校に逆転で勝つことができましたが、練習不足のせいか、満足できる試合内容ではありませんでした。しかし、高校野球最後の試合を勝って終わりたいというチームの目標は達成し、最高の思い出を作ることができました。この喜びを味わえた私たちは幸せ者です。今年の3年生球児はコロナに苦しめられましたが、この経験をプラスに捉えて、今後の人生を明るいものにして欲しいと思います。最後になりましたが、チャンスをいただいた日本高野連の関係者の皆様とチームを支えてくれた全ての方に感謝申し上げます。
硬式野球部 部長 渡邊 隆
新型コロナウィルス感染拡大の中、第92回選抜高等学校野球大会、第102回全国高等学校野球選手権大会が中止となりました。選手たちにとっては残念としか言いようがない。
それでも何とか前を向いて進んでいかなければならない。
そんな中2020年甲子園高校野球交流試合の開催が決定しました。選手たちのモチベーションが上がり、これまで支えて下さった方々への感謝の気持ちを胸にこの一戦に全身全霊を打ち込むことが出来ました。この経験が選手たちにとってさらなる成長に繋がることと確信すると共に、このような機会を与えて下さった日本高等学校野球連盟をはじめとする関係各位のご尽力にこころより感謝申し上げます。